佐野や sa-no-ya モノ・ツチ・ヒトそしてデザイン

モノ・ツチ・ヒト そして日々

2013年9月17日

夏の思い出

前回のブログから早2ヶ月が経とうとしています。。。

大変ありがたいことに、こんなブログでも気にしてみて頂いている方から

『気にしてみてるよぉ~ 更新されてないよぉ~』

という、オブラートに包まれたやさしいプレッシャーの御言葉頂いていまして。。

ありがとうございます!

 

まず、今回の台風18号により被害を受けられた方々には

心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早く皆様にとっての『日常』が取り戻されること

心よりお祈り申し上げます。

この週末は長野の佐久にいたのですが、近くに流れる千曲川の上流の一部が氾濫したと

聞いています。自然の猛威には為すすべもなく、雨風をしのぐことが出来る建物の中にいれることを

改めて感謝した週末でした。

 

さて、気をとりなおして久しぶりのブログを再開したいと思います。

この数カ月 ありがたいことに北陸、関西、東海、関東と出張続きで

あちらで声がかかれば、あちらに向かい、こちらで相談ごとがあればこちらで相談にのり。。

という忙しい日々を過ごさせて頂いていました。

皆さんの今年の夏はいかがでしたか?

 

 

トラップ

これ。クワガタとカブトムシ用のトラップです。

ペットボトルの周りに樹の皮を付けて、その皮にも

甘~い汁を塗って完成。

あとはこのトラップを樹に巻きつけて時を待つだけ

 

 

今年の夏は休みという休みが無かったけど、なんとかムリクリ時間を

つくって何十年ぶりに童心にかえれたような瞬間があった。

物件が重なってきて、いろいろと詰まってくると昔から僕は頭の頭皮が

固くなってくる。頭が痛いというよりも【頭皮】が固くなってきてしまう。

そうなると勿論、柔軟な考え方も出来なくなってくるし、頭がずどーんと

重い感じになる。 そんな時には頭皮マッサージをするけれど、それだけでも

大分柔軟になってくるから、我ながら単純な自分の身体の構造に呆れてしまう(苦笑)

童心にかえっている瞬間は頭皮は間違いなくフニャフニャの状態なわけで。。(笑)

 

 

トラップ2

これ。トラップの上からの写真。

中にはバナナと水とバナナの皮をぐちゃぐちゃにブレンドしたものが入っている。

コバJr。作。 半信半疑だったけど。。

数日後見に行くと。。。 沢山の昆虫達が引っ越してきてくれてました。

Jr。よりも興奮してしまった。。 

やっぱりノコギリクワガタはかっこいい。

 

 

高原レタス

八ヶ岳に近い松原湖キャンプ場からの風景。

レタスです。これ

 

 

この夏、とても嬉しいことに古くからの友人の会社から新しいサロン出店に際しての

お手伝いの依頼をいただきました。時間的に厳しい状況ではあったものの、いつしか

この物件にのめり込み、暑さに負けずお互い集中してプランを練りました。

人によっては友人や知人からの仕事の依頼は受けない方がいいのでは?という意見も

あるけど、僕は以前からこの意見とは違う角度でみていたように思う。

クライアントとなる友人、知人も色々な想定(いいことも悪いことも)を含めた上で

覚悟を決めて依頼をされているのだろうなぁ。と。

その覚悟に対しての礼儀は こちらとしても覚悟を決めて有難く依頼を受ける。

断れないという自分の弱さも自覚しつつ、覚悟に対しての礼儀に自分の気持ちを

シフトしかけていく。 整理していくとこんな感じなんだろうか。

勿論、この仕事次第で関係が崩れちゃうかも。。。という不安は抱えながら進めていくわけだけど。。。

 

 

 

HORIN1

今回、サロンのメインの外観となる窓部分。

物件は比較的奇麗で清潔感をイメージさせるのにはもってこい。

予算、期間等の状況を踏まえてプランを練っていく。

 

 

デザインのチカラを信じているクライアントと仕事を進めていく作業というのは

実にワクワクするのと同時に集中をしている自分に気がつく。

ワクワクの裏側にあるモノは常に緊張だったりもする。新たな試みや仕掛け

などにはワクワクすると同時に提案した以上責任を伴う緊張が常に隣り合わせ。

デザインのチカラを信じることが良いとか悪いとかではなくて、実感として

『信じている』 もしくは、『信じたいと思っている』方との仕事はタイトなスケジュールや

予算においても、互いに充実したモノが出来あがることが多い。

 

 

 

キャンプ

今年はキャンプにも行きました。

ファッションの一部のようになりつつあるOUT DOORだけど

やっぱり童心にかえって愉しめるひと時です。

 

 

 

クライアントによっては、いずれはデザインのチカラを必要としなくなってくる

タイミングがあるのも経験している。それはそれで良し!

そうなるまでの伴走者であることが嬉しいと思う反面、ぶっちゃけ、寂しくなるのも事実。

クライアントの成長のお手伝いをすることも ヒト。コト。モノ。のデザインだと勝手に

思ってる次第です。勿論、置き去り感みたいな気持になることもあるけど、それでも

伴走者としての自身を前提にした関わり方を意識していれば傷も浅くて済みます。

 

 

 

image (9)

 八ヶ岳高原ホテルにて小野リサさんのライブを聴きに行ってきました。 

とてもアットホームな会場で、サンドイッチやワインなどのフリードリンクを

頂きながらのライブです。

澄みきった声を聴いていると 濁ったモノが自分の中から取り除かれるような

感覚に陥ります。 贅沢な時間でした。。

癖になりそう。。

実際癖になってて。。。 来月、大好きな大貫妙子さんのライブも予約しちゃいました。。

 

 

 

HORIN2

ガラス面にカッティングシートで森をイメージしてみました。

鳥たちが化粧品に向かっている感じ。

シートの色をシャンパンゴールドと白と抜きの3レイヤーによる構成で

ちょっと奥行き感を出してみました。

 

 

 

今件の友人もいずれは 会社の代表となる道が用意されているわけだが、これまでも

これからも険しく厳しい道のりなんだろう。ということが想像できる

今件を通して 友人という関係でもありながら、違った角度で友人にとって、ひいては会社にとっての

伴走者として走り始めることが一緒に出来て嬉しい

 

13年前の丁稚奉公時代。 友人の母親でもあり現在の社長に

ろくな睡眠も食事も取れていない自分に気を使って頂き、栄養のある食事を。とご馳走になったことがある

今回の仕事を通して、恩返しとまでは大袈裟だけど、現場に立っている自分を見せることが

出来たのは自分なりの感謝の想いを伝えることの出来る有難い機会だったように思う

ありがとうございました。

 

人生何があるかぁ わかぁらないっ!

だから生きてて 活かされてて 辛いし愉しいッ!!

感謝です。本当に。

 

いつも長くなってしまうブログを読んで頂きましてありがとうございます!

という訳でブログをなんとか更新出来てホッとしつつ、僕はこれから名古屋に向います。