佐野や sa-no-ya モノ・ツチ・ヒトそしてデザイン

モノ・ツチ・ヒト そして日々

2013年4月10日

HPのスタートにあたって

ブランコ

 

本日、無事に佐野やのHPをOPENすることができました。

と同時に生まれて初めてのブログをこのHPでスタートさせて頂きます。

 

まず、今回のHPで約1年近く 僕のあやふやな言葉を
整理して、こうしてカタチにして頂いた bishopの陽子さんと
所澤君に深く感謝します。
お二人のご協力により出来上がった佐野やのHPを
力まず、焦らず自分色に染めていきたいと思います。
本当にありがとうございました。

 

僕はいま、長野県佐久市と名古屋市に拠点を置きながら
お声掛け頂けるお客さんがいれば、どこまでもお話を伺いに
行くスタイルで仕事をしています。
デザインを勉強したことのない自分ですが、この数年
自分なりの『デザインをする』という意味や意義を自分にあった
言葉で解釈することが出来るようになりました。

 

物件やプロジェクトに関わる人の心を『気持ち良く、快く、愉しく
ワクワクさせる』というのが僕のデザインをするという意義の根底に
あります。勿論、ご依頼のあるお店や住宅やプロダクトをカタチに
していくことがハード面での僕の仕事ではありますが、もう一方で
目に見えてこない部分への働きかけや気遣いやきっかけ作りに
意識を集中していることの多い自分に気がつきました。

 
次第に『デザインをする』ということは目に見えるモノを作るということ
ではなくて、目に見えてこないヒトの心やコトへ意識をして、言葉や
音や匂いや態度で『化学変化』を起すことなんじゃないか。と思うように
なりました。
きっと、この先『デザインをする』ということが自分自身変わってくることが
あるかと思います。

 

ある方から頂いた本の中の言葉で大好きな言葉があります。その言葉を
自分なりに解釈をして、常に自分のどこかに意識するように心がけています。

 

『変えられない自分自身の存在そのものを受入れる心の静けさと
その自分を 『あるべき姿』に変えてゆく勇気を祈りつづけ行動してゆきたいと
思う』

 

まだまだ未熟な佐野やでもあり、自分自身でもありますが、不甲斐無い自分に
肩を落とすことがあっても、自分の存在を受入れて、その時々の関わる方にとって、
『あるべき姿』に変えてゆく勇気や行動を丁寧に粘り強くしてゆきたいと思っています。

 

末永いお付合いをよろしくお願い致します。